持ち物の中で、これは失くしたら非常に困るというものが、誰にでもいくつかあると思われます。
その中でも鍵の紛失は、財布や携帯電話と同じくらい面倒なことになるのではないでしょうか。
最近は鍵の紛失を想定し、ドアのシリンダー部分だけを新しいものに交換でき、紛失したものを仮に誰かに拾われても開錠される心配がなくなるタイプのものが増えてきました。
それにしてもそうした最新のドアはまだ少数で、たいていのドアが鍵をなくしてしまうとドアごと交換ということになってしまいます。
あるいは、鍵を失くしてしまったドアが高価なものであれば、とりあえず他の家族は引き続き施錠をし、その上で番号によって施錠・開錠ができるコンピューター制御の鍵を新たに設置するという方法もあります。
よくマンションの特別階に入るために番号を入力したり、大きな金庫に取り付けられていたりするのをテレビや映画で見ることがあると思いますが、そういった二番手的なものを取り付けることによって、ひとまず紛失して誰かに拾われたとしてもドアを開けることはできなくなります。
家の鍵というのはどれもたいてい似たような造りになっていますので、めったに道端で拾った人がそれをどの家のものか探して回るということはないでしょうが、問題はどの家から出てきて、落としたのを見ていた場合に拾われることでしょう。
いずれにしても早急な対応が必要になる紛失のときの対応ですから、日頃からもしものときにはどこに連絡すればいいかを調べておくとよいと思います。
東京は様々な企業が沢山集まっている場所なので、大事な書類を入れていた金庫が開かなくなったりや、倉庫の扉がロックされてしまったなど鍵で困った時でもすぐに対応してくれる業者が多数あります。
そんな事態に対応しなくてはならない羽目には、ゆめゆめ陥りたくはないものですが、人生、何が起こるかわかりません。
ドアのシリンダーの交換で済む場合もあれば、新しくロック鍵を取り付ける場合、ドアごと交換の場合と、前もって費用がどのくらいかかるかも調べておくと、いざという時どれを選ぶかの選択もスムーズにいくでしょう。
そうやって調べていくうちに、これは大変な手間だ、となれば失くすこともないかもしれません。
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